【電車で結婚式をプレゼント】阪神電鉄の記念列車で1組限定ウェディング
阪神なんば線開業10周年を記念したスペシャルウェディング企画で参加者大募集中!
阪神電鉄が3月20日(水)に阪神なんば線開業及び阪神・近鉄相互直通運転開始から10周年に迎えた。それに伴う記念企画の一環として、「阪神電車ウェディング Produced by 小さな結婚式」の参加者を5月31日(金)まで募集している。応募者の中から1組限定で10周年記念ラッピング列車を貸し切り、特別に装飾した列車内で行う結婚式。当日は車掌による結婚式の司会進行やオリジナル記念副標を掲出して運行するなど鉄道ファンに限らず、これまで阪神電車を利用したことのある人であれば誰でも喜んでもらえるような一生に一度しか経験できない演出が盛りだくさん。結婚しても結婚式をしない人たちが増えている今にふさわしい企画。
線路がつなぐ過去と現在、そして未来
実は阪神電鉄は9年前、阪神なんば線開業1周年に伴う記念企画として、FM OH!(FM OSAKA)でラジオドラマ「三月の花嫁 on ドラマティックロード」を放送していた。阪神なんば線が開業することで1本の電車でつながった奈良に住む太一郎と尼崎に住むさくらが結婚式をあげるというラブストーリー。そして今回の10周年記念で本当の結婚式、それも電車内での結婚式をプレゼントするという過去と現在をつなぐ偶然に驚いた。そして新しい家族としてこれから成長していく二人を祝福する結婚式というイベントは、未来の15周年、20周年にもつながる企画といえる。
ラジオドラマも好評!
また10周年記念の別企画として、太一郎とさくらの周りの人たちの9年後を描いたラジオドラマ「線路がつなぐストーリー ~それぞれの“たいせつ”~」を同じくFM OH!でシリーズ放送しており、今年結成20周年を迎えるET-KINGのメンバー全員が出演。いつものライブパフォーマンスでは見ることができないメンバーの新しい一面をぜひ聴いてほしい。個人的には第1話のコシバKENが演じる父親に感情移入してしまった。阪神なんば線開業10周年記念サイト(https://www.hanshin.co.jp/nambaline_10th/)には、ラジオドラマ音源とともにET-KINGが阪神なんば線開業10周年を記念して書き下ろした曲「それぞれの大切」もアーカイブされている。
結婚生活と線路は続くよどこまでも
わたしは偶然に阪神沿線沿いに住み、阪神電車で梅田に通勤しているのだが、仮に自分がこのウェディング企画に当選した際のその後の暮らしを勝手に想像してみた。結婚生活は円満なときもあれば、険悪なときもある。それこそ線路のように山あり谷あり。そんな日々の中で、通勤に利用する阪神電車でのウェディングの思い出は、結婚生活が円満なときはより円満な気分が膨らみ、険悪なときでも険悪な気分を少し和らげてくれる気がする。
当選したお二人には、線路のようにどこまでも続く結婚生活を過ごしてもらいたいとともに、現在放送しているラジオドラマに本人役としてぜひ出演してもらいたい。
(UNPORTALISM編集部)