塾では成績はあがらない。塾の先生が言うんだから本当だろう。
コロナのダメージは経済だけでなく、教育の現場にたくさんの問題を山積みにしている。そんな教育についてショッキングな発言が。
兵庫県小野市で黒木数理塾を運営する黒木昭徳先生が塾では成績はあがらないと断言する。そのいみとは?聞いてみた。
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先日のカントの言葉は正確には、「人間は教育されなければならない唯一の生きものである。……人間は教育によってのみ人間になることができる。人間は、教育が人間からつくりだしたものにほかならない。」でした。
本日は、塾について色々(適当に…)述べたいと思います。
黒木数理塾では、無料体験のとき、父兄の方にも来ていただき、塾では成績が上がりませんと伝えています。(実際は、塾に行かないより成績は上がりますが、一週間168時間の内の、1,2時間だけの勉強では普通に考えても成績UPは至難の業です。)本人が塾に来て、本人にあった勉強方法・時間の有効利用・やる気スイッチ・何のために勉強するのか?など、色々なことに気がついてくれればよいと思っています。ですので、自分なりの勉強方法が身に付いたらいつ辞められても良いと伝えています。
気づかない、いや気づかせないようにしているからなのかなあ。
実際、塾でしか勉強しない生徒さんは、数学の成績は向上しますが、他の教科が上がらない為、5教科を教えている塾か、英語も教えている塾にお母さんの意向で変わって行かれます。(少し待たれたら、他の教科も挙がっていたのに…。と思いますが…。)
塾をしていて、こんなことをいうのもなんですが、小学校・中学校では塾に行く必要はないと思っています。学校の授業だけ真面目に聞いていたら、テストで普通は60点以上・優秀な子は80点以上軽くとれるはずです。(これは、社長に怒られそうな台詞かな…。)
それが取れていないのは、勉強方法・やる気スイッチOFF状況・他の誘惑に負け、予習復習をしていないetcが考えられます。
中学生になったら、何のために勉強するのかを自分なりに考える時間を持つと良いと思います。学生時代に勉強をしないで後悔している先輩が言うのだから間違いありません。
勉強に向かう意識、ロードマップ、俯瞰して自分を捉える力を教育することが、成績アップの近道なんだろう。今まで以上に自分に向き合って自分を生きることが大切になるアフターコロナ時代。黒木先生の言葉には、未来のリアルがある。
(UNPORTALISM編集部)