【ゲノムデザイン論】コーヒー飲んだら◯◯が落ちる?遺伝子どうなるの?
ゲノムは教えてくれる。日頃からゲノム(遺伝子)に向き合わないようになったから、世の中の歪みが大きくなるのだと。そんなゲノムデザイン今瀬稀子氏のゲノムな日常から、ゲノムデザインを知っていこう。
ㅤ
最近はコーヒー飲んでも1杯か2杯。デカフェにすることも多くなりました。
その理由は、私がとある遺伝子リスクを持っていることがわかったからです。
私にとってコーヒーを飲むことは死活問題です。筋肉が落ちやすくなってしまうからです。
コーヒーだけではありません。
アドレナリンが出ると、筋肉と脂肪が落ちやすくなります。
講座をしているとき、カウンセリングしているとき、私は「身を削って」仕事をしていたことになります。(ここでいう身を削るとは、心をすり減らすのではなくて、本当に身、体の方です。)
講座やカウンセリングをすればするほど、痩せていく。
運動していないのに太らない理由はここにありました。自粛中も太るどころか痩せてしまったのも納得です。
しかし、この痩せ方を続けていけば、どうなるでしょうか?
年齢とともに筋肉がなくなり、代謝が落ちるので、今度は太りやすくなり、痩せにくくなります。
筋肉がなくなると、ピンピンコロリなんて目指せません。
健康寿命を伸ばすためにも筋肉は必要です。
自分の体型維持のカラクリがわかって本当に良かった、気づけて良かった、と心から思います。対策が立てられますから。
筋肉が落ちやすいのも、
体が冷えやすいのも、
同じ作業をずっと続けていられるのも、
達成感が味わえなくて自分なんてまだまだだなと思ってしまうのも
理由は全部、遺伝子に書いてありました。
自分が生まれ持っているプログラム(遺伝子)を知ることは、自分らしく生きるための近道でもあります。
遺伝子という自分のプログラムを知った上で工夫していく方が、
知らずに他のプログラムで生きてしまうより、何倍も生きやすく、自分を輝かせられると思うからです。
しかし、遺伝子の傾向が全てではありません。
まだまだ遺伝子についてわかっていないことがたくさんありますし、一つの遺伝子で一つの性質が決まるわけではありません。
遺伝子も変化していきます(エピジェネティック)。
遺伝子的に考えると難しいことでも「できてしまう」ことだってあるのです。
それを心理的に分析していくと、なるほど〜と合点がいきます。
私は、遺伝子と心理(思考パターン)は相似形だと考えています。
遺伝子は、自分らしく生きるために作られた最善のプログラムです。
良い遺伝子、悪い遺伝子があるわけではありません。
ですから、他の誰かになろうとする必要なんてないと私は思います。
遺伝子に振り回されるのではなく、
遺伝子を使いこなしていきましょう。
遺伝子は究極の「自分取り扱い説明書」なのですから。
最後に、、、遺伝子に想いを馳せていると思い出した本。
私が学生だった頃に読んだこの本を。
ㅤ