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【和解成立】オリラジ中田とマキタスポーツ因縁の便乗戦争終結する

お互い「便乗」狙いだった。

3月に発売されたオリエンタルラジオ中田の「労働2.0」とキングコング西野とホリエモンの「バカとつき合うな」の公式便乗本であるマキタスポーツとテレビマン西田二郎の「バカともつき合うな」

そもそも「バカとも」が真っ向から堂々と便乗を名乗り「バカとつき合うな」の横に狙い通りチャッカリ平積みされた。また、「労働2.0」も西野氏とホリエモンが絶賛する言葉を帯に奢ることで便乗を狙っていたとされる。

2つの本が発売時期が重なっただけに中田の本が本家の横に平積みされないで「バカとも」に押し出される形になってしまったのだ。

思惑が外れた中田と狙い的中のマキタスポーツと西田は、ツイッター上ですぐさまやり取りが始まるが双方の主張は食い違うばかり。2人は謝罪まで行ったもののそのまま不穏なムードのままで事態は収束するかに見えたが、このほど3人で便乗戦争を決着させるべく直接対決が実現したのだ。会場には微妙な緊張感が漂う中、3人が相見えることとなった。

この2冊は同じもの

そもそも中田のリズム感溢れる文章で次なる時代の生き方を掲げる「労働2.0」に対して自らをもう一度見つめ直して深く「できない自分」を探る「バカともつき合って」自分の生き方をテーマにする点では重なるところも多いのも事実。しかし、圧倒的なリズム感で力強く展開する「労働2.0」と「バカとも」のスタンスの違いはすなわち、キャラクターの違いでもある。この3人が果たして相入れるのか?

切り口は異なるものの伝えたい部分は大いに重なる部分もあり、中田は「この2つの本は同じもの!」と二人に告げてしまう。まさかの中田の「同じ」発言に気を良くした西田が「だったら3人で2つの本を合体させたカバーを作ろう」と提案。中田は「タイトルも変えましょう」とノリノリになり会場の盛り上がりは最高潮に達した。

バカともつき合って 西田 二郎 ,マキタスポーツ (著)

労働2.0 やりたいことして、食べていく 中田 敦彦 (著)

音楽を独自の視点で解体し、他の追随を許さないマキタスポーツが中田自身を解体していく。中田も満更ではない様子。ロジカルで隙のない芸風の彼が、バカ友とどう作用するのか心配だったマキタスポーツは対決を終えて「自分の好きなことをやる場所を求めた先、その一つが例えばYouTubeだったが、そこでも明確な数字が求められていたという中田くんの話は興味深かった。3人のやり取りもなんだか妙にハマっていて、二郎さんの“スェーデンのコンロ”の話もなんだかわからなかったが面白かった。二郎さんはサッカーで例えると、たしかボールは一つでやるルールのはずなのに、もう一つのボールでサッカーを始めてしまう。今日もそう。でも、それでも大丈夫な感じにしてしまうのがなんとも不思議だ。

私の“全てのネタはリズムネタだ。”という説を、中田くんが見事に自分の経験則で切り返したのが白眉ポイントだった。」と語る。

時間はあっという間に過ぎていった。最後には、「バカとも」から派生した「バカ友の国」の国民になるよう要請され、中田も巻き込まれる始末。

バカ友の国のパスポート:バカともを包むカバー。

一触即発の空気が一転。和解からの3人のこれからには目が離せない。

(UNPORTALISM編集部)

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