【アジア最大級】映画祭が新たなステージへ上がる瞬間を見届けるんだ!
2020年6月4日は「ショートフィルムの日」というのを知っているだろうか。
これは、1999年6月4日より毎年開催されているアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)」の開催記念日である。
アジア最大級の国際短編映画祭はこうして生まれた
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2019ダイジェスト映像
東京の原宿表参道で、映画スター・ウォーズシリーズやインディ・ジョーンズシリーズを制作したことで知られるジョージ・ルーカス監督からの応援を受け、彼が南カリフォルニア大学の学生時代に撮ったショートフィルム作品の日本初上映とともにスタートしたのだ。
キッカケは映画祭ショートショート
フィルムフェスティバル & アジアの代表である別所哲也氏が、ロサンゼルスで映画祭にかける作品を探している中で、ルーカスフィルムのドアをたたき、映画祭について熱い思いをつたえ、作品の上映交渉を続けたことが身を結び、ジョージ・ルーカス監督のショートフィルムを6作品を上映する運びとなった。
当時「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」の公開に合わせて来日したジョージ・ルーカス監督が、アメリカ大使館での映画祭レセプションにサプライズで登場し、「どんな人にもスタートがある。そのスタートをわたしたちは応援する」と激励の言葉を。
そこから毎年開催を続けて、映画祭は今年で22周年を迎えることになった。開催を待ち望む声も多かったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止を考慮して、秋以降への延期を決定した。だが、来る2020年6月4日の記念日は、オンラインイベントという切り口で従来の映画祭に新しい角度で切り込んでいく。
「映画祭のニューノーマルとは?クリエイター目線での価値を考える」
国内外の若手クリエイターや映像制作に関わる人たちに向けたオンラインイベント。記念すべき第一回目は、「映画祭が新型コロナウイルスのリスクと向き合うニューノーマルの時代にどう変わるべきなのか。クリエイターにとって価値のある映画祭とはなにか。」というテーマで、著名ゲストと若手クリエイターが参加するトークセッションとなっている。
オンラインコミュニケーションサービスzoomを使っての開催・参加およびYouTube LIVEによる視聴という形で、開催前に既に300名以上もの人たちが集まっており、zoomでの参加枠は残すところ2名(6/3時点)また、今回のzoom参加資格は「映像制作に携われていらっしゃる方に限ります。」となっている。(YouTube LIVE視聴は制限なし)
様々なコンテンツに大きな変化のうねりが起きている今。「映画」という旗の名の元に、プロフェッショナル達が一堂に会して、語り合う未来論から生まれる「映画祭のニューノーマル」は一体どんなものになるか、第一線の人間が紡いでいく形に期待が膨らむ。
(UNPORTALISM編集部)
─イベント詳細─
▶︎トークゲスト
行定勲(映画監督・くまもと復興映画祭ディレクター)
久保俊哉(札幌国際短編映画祭プロデューサー)
平林勇(映像ディレクター)
別所哲也(SSFF & ASIA代表)※モデレーター
▶︎タイムテーブル
20:00 START
20:00~20:05 イントロダクション
20:05~20:25 各ゲスト自己紹介
20:25~21:00 ゲストによるトークセッション
21:00~21:20 Zoom参加の若手クリエイターを交えてのトーク(質疑応答形式)
21:20~21:30 まとめ
21:30 CLOSE