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【山梨の禁を解く2】山梨にお笑いの文化を! マキタスポーツが山梨で始める芸能界とは

前回記事でお知らせした「山梨発お笑いライブオーディション」
その元になった「山梨で芸能界を始めたい」の思い、
マキタスポーツ氏が思い描く山梨での芸能界について、うかがった。

山梨で繋がる芸人の社会としての芸能界

マキタさんが山梨に作ろうとしている芸能界のイメージは、東京や大阪の芸能界のようなものでしょうか?規模の違いはあると思いますが。

マキタスポーツ:それは、富国強兵的なモデルケースなので、そこは目指しません。お金より、「自分たちが山梨のエンタメを作ってるんだ!」という実感を生んでいきたい。

では、バカともつき合って でも触れられているいわゆる第二芸能界のようなものでしょうか。劇場などを含めて。

マキタスポーツ:
山梨には早いと思っています。劇場に来てもらうためにはプロモーションが必要です。山梨はエンタメにお金を払うという習慣がほとんどないんです。なのでいきなり劇場を作るのはリスクが高すぎます。それより、メディアを使って、山梨発の人気者を作るのが先決です。

山梨という地域で繋がる芸人の社会というような感じでしょうか

マキタスポーツ:
そうですね。やりたいことに近いと思います。
例えば、平日は普通に働いているけど、週末は芸人になるというパターン。週末には色んな催しものがあります。そういう寄せ場に言って人と人を繋げて、ネタをやって盛り上げる。ギャラは投げ銭でもいいと思います。いきなりスポンサーはつかないですし。
ただ、そこで活躍する人を地元の放送局は使って番組に出演ささる。どこの県でもやってることですが、これを山梨はしていないんです。

東京とは別の選択肢

芸能文化を育むということでしょうか。生活の一部として身近な手が届きそうな芸能を山梨で。

マキタスポーツ:
山梨の人たちは、週末は巨大ショッピングモールに行きます。これはどこの地方みんなそうですが、その巨大ショッピングモールは、言ってみれば山梨以外の「外資」です。あるいは、山梨は東京に近いので、コンサートや、ちょっとした買い物なども東京に行って東京でお金を使ってしまいます。
リニアが開通したら益々山梨のエンタメ空洞化が進みます。
利便性には抗えないし、それはそれで楽しめばいいと考えます。それと「もうひとつの選択」を出来る考え方を植えつけたいんです。山梨でお金を回していけるってことを、山梨の人に気づかせるんです。

東京とは違う価値観。例えば、脱東京のような意識改革でしょうか
山梨からオリジナルを発信するための

マキタスポーツ:
脱東京というのはあります。山梨は選挙でも保守王国で、変化を極度に嫌います。生活を変えるというのは勇気のいることですし、誰しも出来ません。新たな習慣をひとつ加える程度から始めたいです。
意識改革が一番難しいことだと思います。それをしたいんです。
そういえば、オンラインサロンなどが注目されていますが、山梨には「無尽」というものがあります。これは言ってみれば原始的なオンラインサロンみたいなものです。
将来的にはこの無尽のコンセプトを拡大して、「大無尽」というフェスやムーブメントを作りたいと思います。

※無尽とは元々、特定のコミュニティでの相互扶助的な民間金融であったものが、最近は、飲み会や旅行などのコミュニティのエンタメに変化しているとのこと。

無尽がキーワードでしょうか

マキタスポーツ:
山梨の無尽は、未だコミュニティの結束のためには機能しています。これを高次に、現代風アレンジすることは不可能ではないと。要は山梨の人にはオンラインサロンを無尽と翻訳することでだいぶん通じると思うんです。

山梨でお笑い文化が育てば、リニア開通が大きな転機になる。
東京との時間的距離は縮まるが
今迄比較的遠かった、名古屋圏、関西圏との時間的距離も大幅に縮まる。
文化の多様性が山梨の大きなチャンスになるかもしれない。

お笑いライブは8/11です。
マキタスポーツ氏の山梨での試みの第一歩がどのような展開になるのか。目が離せない。
(バカとも分布図制作プロジェクト)

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