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【スピーディー福田の眼】沖縄のほんとの一流品。

東京と沖縄を行き来し、スーパーローカルとはなにかを発信するスピーディー福田淳さん。そこには、誰もが同じように幸せに触れるブランドコンサルタントとしての愛がある。福田氏のラインブログより転載する「福田さんの眼」

本当ってなんだろう?

ここは沖縄南部のローカルスーパー「かりゆし市」

何もない時は何もない。不便だけど、これが普通なのではないか。
とくに沖縄の夏場は採れる作物も少なく自然とスーパーに並ぶ作物がない。

都会のスーパーマーケットでは季節と関係なく、たいていの食材が揃っている。これを当たり前と思うとゾッとしてくる。

流通業者は、みんなの便利や欲求を長年追求してくれた。その結果が自然ではありえない時期にありえない品物を365日24時間品揃えておく、ということになったのだと思う。

これからは24時間オープンしている必要はないし、季節で採れないものは、また次のシーズンを待つことにしよう!

そうしないと、今後もたくさんの”規格外”が出来てしまう。”規格外”野菜は、食べられないほど痛んだものでも古くなったものでもない。単に流通が決めたルールにすぎない。1cm規程に足りないキュウリを”規格外”にしてしまう。もっというと、既定の農薬を使って無理やり日持ちさせているから体には悪い。規格内のほうが人間にとっては”規格外”と思う。

“規格外”は、傷んだものでも三流品でもなく、農家が最高と思うオーガニックな一流品なのだ。

執筆:福田淳 ラインブログより

https://lin.ee/D4PZkxX

福田 淳(ふくだ あつし)

ブランド コンサルタント。
1965年、大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業。

ソニー・デジタルエンタテインメント創業者。
横浜美術大学 客員教授、金沢工業大学 客員教授。

ブランディング業務以外にも、女優”のん”などタレントエージェント、 北京を拠点としたキャスティング業務をはじめ、国際イベントの誘致、 企業向け”AIサロン’を主宰、ロサンゼルスでアートギャラリー運営、森林破壊を防ぐNPOなど、活動は多岐にわたっている。 自社の所属アーティストとは、日本の芸能界にはなかった「米国型エージェント契約」を導入したことでも話題を呼んだ。

1998年、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント社 バイス・プレジデントとして、衛星放送「アニマックス」「AXN」 などの立ち上げに関わる。

カルティエ「チェンジメーカー・オブ・ザ・イヤー」受賞 (2016年)
ワーナー・ブラザース「BEST MARKETER OF THE YEAR」
3年連続受賞 (2012-14年)
日経ウェブ「21世紀をよむITキーパーソン51人の1人」選出 (2001年)

文化庁 「コンテンツ調査会」委員
経済産業省 「情報大航海時代考える研究会」委員
総務省 「メディア・ソフト研究会」委員

近著
『パラダイムシフトできてる?』(スピーディ出版)
『SNSで儲けようと思ってないですよね』(小学館)
『これでいいのだ14歳。』(講談社)
『街の声はウソ』(サテマガ)

NPO「スピーディ・ランドトラスト」代表理事
NPOアシャンテママ 代表理事
NPO法人ファザリング・ジャパン 監事
タイガーマスク基金発起人

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