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女優が挑む、里山再生物語。

多くの人が年齢を重ねる度、色々なコトに妥協し、やりたいコトを諦めていく中で全く違うフィールドに一から飛び込んで奮闘を続ける1人の女性の物語である。

女優 “高野暢子

松竹座の舞台などで活躍するだけでなく、鳥人間コンテストの大会アナウンサーを務めるなど、関西を中心に芸能活動40年、マルチに活躍を続けている。そんな彼女が活躍の舞台を里山に移し挑戦をはじめたのである。

里山とは?

そもそも里山とは何なのだろうか。調べたところによると、人間の影響を受けた生態系が存在している山のことをいい、人が手を加えることで保たれていたのだが、高齢化の影響を受けてしまい放置される森や山が増えてしまいどんどん里山がなくなっているのが現状でもある。全ての生き物とともに共存しているコトを感じられるだけでなく、人間の生産・消費活動の一貫として使われていたことも里山の魅力でもあったのだ。

美しい景色に心癒された経験がある人も多いのではないだろうか。そういった景色に癒されることもその場所をを放置することなく手入れしてくれている人がいたからなのである。

里山へかける情熱

農業従事者が高齢化している中で耕作放棄地が増えていることは多くの人が知っているのではないだろうか。そんな中、彼女の地元でも従来通りの方法で米や果物などを作っておりトントンや赤字の現実を目にしているという。「このままではまずい。」という彼女の心からの叫びが、里山テーマパークを作るという想いへ変わっていったのである。

「たわわの里」の未来予想図

現在、築160年の古民家をリノベーションし里山テーマパークの拠点にするべく彼女はクラウドファンディングを立ち上げている。彼女は今回の里山プロジェクトにはいくつかののわくわくポイントがあることを教えてくれた。

「里山という日本人の郷愁を誘う場が舞台のプロジェクトである。完成すれば四季折々の自然を満喫でき、ひみつの隠れ家を作ったり、アウトドアでBBQ、露天風呂で星の観測等、ワクワクするような楽しみの場をどんどん実現させていく!」と、彼女は嬉しそうに語ってくれた。「ただ、楽しいだけでなく生き物と共存していることを実感してもらうべく、色々な動物が共生できる環境を目指している。」と。

地域の問題を解決したいのです!!

彼女は言う「たわわの里が暮らしの拠点となれるよう、大人も子どもも楽しめるイベント、作物を利用して商品化することまでイメージは沸いているんです。こうした取り組みの一つ一つを通じて課題解決の糸口を見つけたい!」と。

「このプロジェクトは里山全体の再整備を進めることが目的なので工房作りは今回のプロジェクトの最初の一歩。その続きには、川にメダカやタガメが生息するところを目指している。だからこそ、今回のプロジェクトを成功させてモデルケースとなり、ネットワークを結ぶ他地域との連携を高めたり、動物村との連携も強固にしていきたい」そう語る中に決意の表れを感じた。この挑戦は、他の地域にも希望を与える彼女からの熱いメッセージを込めたプロジェクトなのだ。

彼女の挑戦は幕を開けたばかり。いくつになっても挑戦する姿は美しい。鳥人間コンテストは荒唐無稽とも思える「鳥人間」たちがいて世界でも類を見ないイベントへと成長を遂げた。高野暢子の特徴的なナレーション「ただいまの記録~」がなければ鳥人間コンテストはここまで続いていないかもしれない。里山プロジェクトでも彼女の特徴的な声が高らかに里山に響いてみんなをお牽引していくんだろう。

女優 高野暢子のクラウドファンディング

https://camp-fire.jp/projects/view/159940

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