【カメラマンが見た!】ET-KING feat KIREILABOフィルハーモニー「この街の空」レコーディング密着PV撮影から見たET-KINGの挑戦
昨年末、大阪中津にある三和レコーディングスタジオでそのレコーディングは行われた。約40年の歴史を誇る京都フィルハーモニーが、通常馬の尾毛を弓に張り音を奏でるところを、GUNZEの無縫製KIREILABOのカットオフ素材を弓に張りレコーディングに挑戦。ET-KINGメンバーも初のクラシック音楽とのコラボ 緊張感ほどばしるスタジオの雰囲気。そしてさらに、総合プロデュースの西田二郎氏のイメージは、一発録りに近いシンプルなレコーディング。魂で奏でる京都フィルハーモニー×魂で歌うET-KINGの図式。いよいよ本年はデビュー20年を迎えるET-KING。年明けから全国ツアーのメンバーのセンコウさん曰く「魂の叫びを聞いてくれ。」
それはこだわりなのか?迷いなのか?
リハーサルを何度も重ねて、夜中近くまで収録が行われた。レコーディングの最後にDJ BOOBYさんのサンプリングを重ねる行程で、新たな問題が。クラシックでまとめた楽曲にサンプリングが必要かと。朝方までDJ BOOBYさんの格闘が。 そして、音楽プロデューサー林ちひろさんをはじめスタッフの方々が夜を徹してミキシング作業。早速翌朝にはET-KINGメンバーと関係者における最終チェック。メンバーからは、グルーヴ感が足りないのではないか、歌のキーが低くないか、ベース音が足りないのではないかと、いままでのET-KINGらしくないのではないかととの不安が。しかし、「足し算ばかりではなく、引き算も必要。」「新しい挑戦を怖がってはいけない。」との意見で、ET-KING feat KIREILABOフィルハーモニー「この街の空」配信が決定。
そして配信後、数日で「この街の空」PVがYouTube視聴回数、10万回越え。注目の高さを実感。なりより、万博誘致応援ソングであった「この街の空」をもって、大阪万博の決定。 まさにもっているともいえる、新生ET-KINGの挑戦にこれからも注目したい。
(カメラマン:西谷月彦)