【介護革命!】シニア服のパイオニアが開発!「介護に必要な機能をさりげなく備えたシニア服」でクラウドファンディングに挑戦!
「介護服」と「普通服」しかない現状からもっと多様な介護の社会に
今まで介護服は介護する側が使いやすいものに終始されたものしかなく、機能面を重視するため介護される方にはあからさまななデザインで我慢していただくしかなかった。その中間となる「高齢者に必要な機能をさりげなく備えた」「お洒落で着やすい服」をユニバーサル・ファッションのパイオニア「Chiaretta(キアレッタ)」が開発した。現場の介護従事する人たちのリアルな声が今回の取り組みの始まりだと言い、介護従事者だけでなく福祉を学ぶ学生などの協力によってアンケートを実施。そこで出て来た悩みから開発した。プロジェクトの中心はChiaretta(キアレッタ)。Chiarettaは、代表の前野氏が「お婆ちゃん」と呼ばれる世代の人たちと喋るのが好きだったことから「そうだ、お婆ちゃんたちのブランド」を作ろう!と思ったことで立ち上げた。
小さな違和感が世の中を変えていく
そのデザインがユニバーサルファッションとしての注目を集め、2017年にはファッション雑誌「STORY2月号」に特集されることに。今回の「シニア服」はその読者からの相談が全ての始まり。相談を解決する中で、年齢による認知機能の低下にも寄り添うことができる服が世の中にあまり無いことに気づく。2018年から声を掛け始め、各方面のの協力を得てプロジェクトがスタートした。
新しいシニア服のポイントは
① 前後WAY:前後どちらを前に着ても良い
② 介護用には見えないエプロンと合体できるチュニックを開発。
今まで声にならなかった「介護される側」の思いを実現していく形に。
4月18日から「Makuake」でクラウドファンディングを開始した。 「介護に無関係な方にも是非協力をお願いできたら。ギフトには介護に関係ないものもご用意しています。開始早々にテレビ東京のワールドビジネスサテライトに取り上げていただき、反響の大きさに驚いています。介護の世界で新しい風が必要なんだと改めて感じています。ここまで数年間ずっと感じていた介護の世界の小さな違和感。皆様のお力で社会が変わる一歩になれば。」と関係者。
支援者からも「92歳の叔母のために。福祉関係の仕事をしている叔母にも見せたいと思います。手元に来るのを楽しみにしています。」など温かいコメントも目立ち、今回の取り組みへの期待も募る。
(クラウドファンディングは6月末まで)
https://www.makuake.com/project/chiaretta/
(UNPORTALISM編集部)