【学生起業を大学が応援!】最高のコーヒーをcup of talk coffee LLC:丸山いつ季さん
オープンキャンパスであり得ない規模の音楽フェスを展開したり、学生主導の結婚式場を学生食堂内に作ったりと大学の常識からはかけ離れたことを次々と形にして注目される流通科学大学で、学生起業を応援するプログラムが行われていることをご存知だろうか?
丸山さんは、この2018年度起業・ベンチャー型事業承継者育成プログラムの一環で企業経営者から出資を受けることのできる「流通科学大学版のマネーの虎」にて、カフェの事業計画をプレゼンをし、cup of talk coffee LLC を創業した
起業・ベンチャー型事業承継者育成プログラムとは
現役経営者が審査員となり、学生の事業プランをジャッジ!優秀者は審査員からの出資が獲得。学生のうちから起業へのスタートを切ったり、目指す業界で課題解決に取り組んだり、事業や組織に求められる実践力、プロデュース力を身に着けるプログラムである。
学生食堂内にて実店舗を設置。新しいコーヒーの開発に!
丸山さんは、大学の協力のもと学生食堂内にて実店舗を設置。すでに、コーヒーショップをスタートさせている。「学生たちの思いをすぐに形にできるような体制がウチにはありますから。」と大学関係者。コーヒーへのこだわりが強い丸山さんは、学食内の実店舗で新しいコーヒーの開発に勤しむ。
他のコーヒーとの違いは?
丸山さんは「コーヒーにはランクがあって、スーパーで売っているものから、最高級のものもあります。私たちは、コーヒーの美味しさを一番感じられるスペシャリティコーヒーを提供したいと思います。それだけでもなく、お客さんの好みを知ってそれを顧客管理しながら、その人にあったコーヒーを提供する事をしています。」
今後の活動について
「コーヒーの魅力を伝えたい、そして、実際の実店舗を構えてもっとたくさんの方に伝えて行きたいと思います。また一緒にやるメンバーとも、それぞれが自立しながら一緒に考えて行きたい。その様な環境を作りたいと思います。」と未来への熱い思いを丸山さんは清々しく語った。
学生のうちから、自分のやりたいことを起業するという取り組みはなかなか出来るものではない
自分のやりたいことを後回しにせずに、それを支援する学校のプログラムと、その挑戦がこの流通科学大学でどんどん芽を出しているのではないだろうか?教育改革が叫ばれる中、どこよりも早く学生に寄り添って次々と教育の常識の壁を破る流通科学大学、学生の思いに1番近い大学だからこそ、近年定員割れで存続が危ぶまれる大学が多い中で受験者数が伸びているのもうなづける。
(unportalism 編集部)