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第11回立川名画座通り映画祭、グランプリは2年連続で縦型映画が受賞

9月8日(日)、立川のシネマシティ・シネマツーにて「第11回立川名画座通り映画祭」の決勝上映と表彰式が華やかに開催された。

2015年から始まった本映画祭の最大の特徴は、審査員だけでなく観客にも投票権があること。映画を“観る人”の声が直接反映されるため、年々大きな盛り上がりを見せている。第11回となる今回は、柴崎学習館、シネマシティに加え、kino cinema立川高島屋S.C.館でも上映が行われ、「自主制作映画を映画館の大スクリーンで上映できるのは本当にうれしい」と、多くの監督たちが感激の声を寄せていた。

応募総数120点の中から選ばれた54作品が1週間にわたり上映され、観客と審査員の票を集めて決勝に進んだのは10作品。その中でグランプリに輝いたのは、川中玄貴監督の『Alien in The Smartphone』。昨年に続き、2年連続で「縦型作品」がグランプリを獲得するという新しい流れを感じさせる結果となった。

受賞の喜びについて川中監督は、
「立川の近くの街に住んでいたので、映画を観るといえばいつも立川でした。その立川の映画館で自分の作品が上映されるなんて……」と胸を詰まらせ、感慨深い表情を見せていました。


あの名優が登場!

会場をさらに沸かせたのは、俳優賞の発表。栄誉に輝いたのは、数々の作品で“悪役”として名を馳せてきた堀田眞三さん(79)。 受賞作は、石川県能登半島で起きた大地震を題材にした『走馬灯』。堀田さんは作品の中で、おじいちゃん役を演じ、観客の心に深い印象を残しました。

表彰式では「出演できてとても嬉しい。まだまだできることはある」と力強く語り、ベテラン俳優の存在感と挑戦し続ける姿勢に会場から大きな拍手が送られました。

立川に映画館が立って今年でちょうど100年。かつては10館あったが、現在もシネマシティ(シネマ・ワン、シネマ・ツー)、kino cinema立川高島屋S.C.館、TOHOシネマズ立川立飛の4館が立ち並び、“映画の街・立川”として賑わいを見せている。来年の立川名画座通り映画祭のさらなる盛り上がりに期待したい。

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