BLOG

ここに説明を入力します。
ここに説明を入力します。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. イベント
  4. 【ここだけ教育論コラム】連載③ここだけの保護者会から見えてきた教育の現実

【ここだけ教育論コラム】連載③ここだけの保護者会から見えてきた教育の現実

『ここだけの保護者会』ファリシテーター みつはしあきこさんの思い

前回に続きファリシテーターを務めたみつはしあきこさん。

コーチングの講師として多岐に渡るイベントや講座で活躍されながら3人の息子さんたちを育てるママでもある。

スムーズな進行は参加者に安心感を与えてくれると共に、保護者としての視点も持ち合わせてるので、みつはしさんの子供たちを思う気持ちに溢れた進行にいつも共感させられる。

そんなみつはしさんの思いは溢れすぎて書ききれない程である。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【すべての子供たちに届けたい大人たちの会話

ここだけの保護者会は現役の高校教諭 島村 学先生が立ち上げた、本音で語れる対話の場。 

第2部では自分が聞きたい校種の先生と話をすることができる

今回も現役の小学校~大学の先生が参加してくださった。

コロナで休校となり「これからどうなるの?」という時、私の周りも含めてお母さんたちのたくさんの不安の声が聴こえてきた。  

その声を拾ってここだけの保護者会オンラインを提案されたのがOK Nishitokyo 主催の伊勢佳弥子さん。

公私ともに仲良くさせてもらっていて一緒にやらないかと声をかけていただいたことがきっかけで有難いことにファシリテーターという役割をいただいた。

高3·高1·年長と三兄弟を育てる、いち保護者としてもとても興味深い場。    

そして、今ライフコーチとして活動している私の原点「孤独な人を無くしたい」ということに最終的にはリンクする。 

自分を信じ人を信じ、自分の人生を生きることができたら、誰かに依存することなく自分らしく生きていける。それが子どもの頃から当たり前な世の中になっていたら、きっといじめも、自殺も、虐待もない社会になる! そう信じている。

そのために、コミュニケーション=対話は絶対に欠かせないもの。

ここだけの保護者会は先生·保護者·応援者·子供それぞれの立場から見えることや、感じたことを正解不正解なく対話ができる場所。      

違いがあってもよくて、でもそこには共通する子供たちや周囲への「愛」があるのだと今回確信した。    

誰も経験したことがない事をみんなで乗り越えようとしている今、子供たちも先生方も保護者も色んな葛藤の中、日々一生懸命過ごしている。

期待して楽しみにしていた行事もことごとく中止や延期になった。卒業式がない、入学式がない、運動会も音楽会もない、修学旅行もない、文化祭もない。

これまでエネルギーを注いできた部活も大会もなくなった。

心を痛めている子も、それを見て心を痛めている大人もいる。

ついつい、無いものばかりに目が向いてしまうことは仕方のないことかもしれない。 

でも、それでも!「コロナだからできない」ではなく「コロナだからこそ何ができるのか」「どうやったらできるのか」最後はそんな気持ちにシフトして行く。 

無理矢理ポジティブになれってことではなく、仕方ないからあきらめろってことでもなく、ネガティブな悲しさや悔しさも受け入れて、最後には顔を上げて前を向いて生きていく。   

そのために大人たちができることは何なのか。めちゃくちゃ考えさせられる。大人の力が試される。        

まずは大人がチャレンジしていく姿を見せること。     

個別の最適化が大切。繋がりが大切。       

こんな風に言ってくれた先生たちもいた。

みんなで学校という場でリアルに会えることの意味、オンラインを活かしていくことの意味を考え、「コロナだから残念」ではなく「コロナだからこそ、俺たち私たちはこれができた!」そう思えるようになっていきたい。

そのためには先生たち、一番近くで子供を支える保護者、周りで応援して支えてくれるたくさんの大人たち。そして、子供たち自身が一緒に対話しながら考えていくことが大切。 

この変化の激しい時代を生きていく力は乗り越えていく力は対話から生まれるのかもしれない。   

ここまで、いいことばかり書いたようだけどもちろん、それだけではないと思う。  

仕方ないじゃすまされない。もう、今は二度と来ないのに、格差が生まれていくばかり。  

課題もきっと山積みであることは変わらない。 

それでも、正解がないことにこれだけ多くの大人が集まって対話をしているそのこと自体に大きな意味があると思う。 

この場にいられたことが幸せすぎて何度も胸が熱くなり涙をこらえるのに必死だった。

ここでの会話は、ここだけにしたらもったいない。

子供たちに聞かせたい。 

そしたらきっと、自分たちは愛されているんだな、大切にされているんだなって思うことができるから。

もう書きたいことはありすぎて止めないとあと10倍くらい書いてしまいそうなのでこの辺りで終わりにしておこう(笑)

「次はいつですか?」という嬉しい声が多く届いている。第3弾、もちろん企画中だ。   

先生方、運営のみなさま、ご参加のみなさま、本当に、本当にありがとうごさいました。

(unportalism education編集部)

ライフコーチ:みつはしあきこ


誰もが自分を信じ、人を信じ、信頼関係を育み「加害者も被害者も作らない」「誰も孤独にしない」「笑顔あふれる未来をつくる」ことをミッションとして活動いる。
個人コーチングの他、ママ向け・親子向けコーチング講座、キャリアデザイン講座、コーチ育成講座など講師としても活動。独立後3年半で、のべ1400名以上のサポート実績あり。
講師登壇回数は200回を超える。

国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ(ACC)
ライフコーチワールド®認定ライフコーチ
日本親子コーチング協会認定コーチ
ピットインカードインストラクター

関連記事