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【ここだけ教育論コラム】連載②ここだけ保護者会から見えてきた教育の現実

『ここだけの保護者会』主催者伊勢佳弥子さんの思い

伊勢佳弥子さんはOK西東京(オシゴト×カイギ)代表を務めておられる。ここでは様々なワークショップや講座、イベントの主催などをしており、又テレワーク、シェアオフィス、コワーキングスペース、レンタルオフィスとして子育てママや女性達を応援している。

今回主催されたきっかけも、色んなママ達の生の声を普段から聞いていたからである。リアル開催していた『ここだけの保護者会』をコロナ禍だからこそ、オンラインで開催すべきと立ち上がられた伊勢さんに2回目となった今回のイベントを終えてお話を伺ってみた。主催者側というだけでなく、子供を持つ親としての視点からも語ってくれている。

参加された先生方との打ち合わせ

初めて、島村先生の「ここだけの保護者会」に参加したのは、何年前だったか…。 

今年中学に進学した長男も、まだ小学生だった頃。 息子と娘が違う学校に通っており、学校で教育の違いや、それぞれに良い面・悪い面があることを実感 し、教育自体に興味を持った頃でした。

 2020 年 3 月、コロナで緊急事態宣言が出され、長い自粛生活がスタート。 共働き家庭なので我が家のこどもたちも自宅で過ごす中、オンラインゲームやテレビばかりの生活で 学校生活に戻れるのか非常に心配でした。

私が運営をしているテレワーク・コワーキングスペース OK 西 東京(オシゴト×カイギ)に来られる、働くお母さま方も「勉強してる?」「遊びってどうしてる?」と、 口々にお子さんの話題をされていました。

赤ちゃんを抱っこしたまま行う『ハグヨガ』も開発された伊勢さん

急な自粛でお仕事もままならずお子さん達の心配もあり、ストレスが溜まっている状態。

そんな時、 ふと思い出したのは、あの島村先生が開催れていた「ここだけの保護者会」

リアル開催されていたここだけの保護者会

先生が答えをリードする訳でもなく、正解もない。ただ先生方も保護者も、子どもたちも考える、情報を シェアする、そんな「場」が今こそ必要では!と急に思い立ち、直ぐに島村先生に連絡を取り、「オンラ インで保護者会をやってもらえないか?」とご提案をさせて頂きました。 

今回、第 2 回目を開催し、第 1 回の「話し足りない」を少しでも解消したく、アフタースクールを採用 しました。ご参加者皆様もそうだと思うのですが、実は主催した私たちも「話し足りない」と思っています(笑)

なので、毎回ここだけの保護者会後の反省会が 2~3時間くらいかかっています。 つまり、皆「話し足りない」のです。こんなに情報が溢れているのに、情報が足りないと感じるし スマホやライン、メールが普及しているのに「話し足りない」と感じるのです。 顔と顔を合わせて、それはオンラインでも良し。ただ声を聞いて、互いの顔を見る時間を作る。それこそが今必要とされており、子どもたちにとって学校の存在意義なのではないかと感じました。 

未来を担う子供たちの為に、より多くの先生方に、この存在意義を理解して頂けたら嬉しいです。

 最後に、先生方へは、子どもたちの勉強ばかりでなく心のケア、今ではコロナ対策で多くの清掃業務もご 負担されていると思います。一保護者として心より感謝申し上げます。

(unpunportalism education編集部)

伊勢佳弥子:OK西東京代表

株式会社サンリオ、日本弁護士連合会を経て、出産を機に退社。子育てと仕事の両立を考え、育児経験も活かせるフリーのヨガインストラクターに転身。2017年に一般社団法人Hug&Yoga協会を設立。赤ちゃんを抱っこしたまま行うヨガエクササイズ「ハグヨガ®️」の開発、アプリ監修などを行う傍ら、2019年11月に、東京都西東京市に女性の創業入口支援施設OK西東京(オシゴト×カイギ)をOPEN。「女性の働く」をサポートする中で、「安心して子育て≠安心して働く」と感じ、「ここだけの保護者会」開催をサポート。

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