学習機会の損失に歯止めを！高校生100人にwi-fiを届けるクラウドファウンディングを現役教師たちが立ち上げる！

今やるしかないから

教育の現場ではコロナにおけるさまざまな爪痕がいろいろな形で露呈してきている。学びの場を失った数ヶ月の損失は甚大で、現在なんとかとりもどすべく教師たちは頑張っている。

そんな中、埼玉県立浦和高校　森川大地教諭をはじめとする、子どもたちが生まれた場所に左右されず、自分の可能性にチャレンジできる環境をつくるために2018年より活動している「HALOMY」のメンバーたちが、学習機会を損失する高校生のためにクラウドファウンディングを立ち上げた。

森川先生は、進学校である浦和高校で生徒の自主性を重んじたユニークな授業の取り組みでも有名だ。以下、森川先生のコメント。

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「通信環境を持てない高校生にWi-Fiを届けるプロジェクト」がスタートしました。

新型コロナウイルス感染症により学校が休校したことに伴って、オンラインでの学びに注目が集まりました。そんな中、通信環境を保つことのできない生徒がいることも浮き彫りになっています。また、そのような生徒がいるためにオンライン化に踏み切れない学校があることも明らかになってきました。

このプロジェクトでは、通信環境を持てない生徒を抱えている学校にWi-Fiを届ける支援を実施します。

2021年中に最大100名までの支援を集まった寄付に応じて実施します。

コロナの第2波、第3波を受けての休校や、感染者がでたため休校になった学校など今後もオンラインを中心とした学びが想定されています。

オンライン化される学びの中でどうしても通信環境を持てない生徒をサポートをすることが目的です。このプロジェクトを通して、様々な教育に触れることのできる環境を提供していきます。

https://www.socialventurecrowd.com/projects/100?locale=jp

誰かがやらなければ、進まない。特に教育の現場では、正義が正しい形で流通できない現実もある。だからこそ、「自分たちでできること」を確実に発信していく姿勢は、森川先生の教育理念そのもの。たくさんの賛同者が集まり、学習機会を得る高校生が増えていくことを望む。

(UNPORTALISM 編集部）