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教員志望の大学生が現役教員にインタビュー!〜教員志望の夢ががっちり固まった大学生になりました〜

現役の大学生が、現役の学校の先生に仕事や自身のことについてインタビューしました!今回インタビュアーを務めたのは、島根大学教育学部美術科教育専攻2回生の錦織志乃さん。そしてインタビューに答えてくれたのは三田国際学園の大野智久先生です。教員志望の錦織さんがまとめたインタビュー記録を公開します!

Q.教師になろうと思ったきっかけはなんですか?

 将来の夢を考えるとき、 自分がどんなふうに社会に貢献できるのだろうかということを考えました。世の中についてたくさん考えることがあったので、教師になろうと思いました。

Q.教師になって一年目は、いま振り返るとどのような時期でしたか?

 はじめてのことだらけの現場で、一生懸命に働いていました。ある日どうしようもなくなり周りの人が神と慕っている先生に相談したんです。そうしたら神が若い頃はあんな苦労もこんな苦労もしたなあとおっしゃるんです。こんなにすごい人が若いころにそんなに苦労していたなんて!と思って心がだいぶと軽くなったのを覚えています。

 お腹が空かなくなってご飯の味がしなくなるのは定期的にあります。限界が近いサインとして自分で認識しています。そんな時は、頑張らない週間を周りに宣言してあらゆることをセーブします。そうして無理して何もできなくなってしまうことを避けています。

Q.今先生が目指している授業は「学び合い」の授業と伺いましたが、その形になったきっかけはなんですか?

 この授業スタイルになったきっかけは、ある都立高校で働いているときでした。ニコニコしてどれだけわかりやすくて面白い授業をやってもここではあまり意味がないな、と気づいたんです。学校の人間関係は部活や学校行事等でいろいろな経験をします。その場に参加することが難しい生徒のためにもなんとか社会に出られるような人間力を授業の中で育てたい、どうにかして他人に頼ることを経験してできるようになってほしかったんです。試行錯誤した結果が、あえて困る状況を作り出して問題を解決していく学び合いという形になったわけです。

Q.大野先生のブログで「今が立派ではなく、その先が見えているか」という考え方をお話しされていました。そう考えたきっかけは何ですか?大学生や子どもたちにも必要な考え方ですか?

 今自分がやっていることを人から評価をされることでも、今自分がやっていることの到達点がわかりますが、どちらかというと「自分が向かいたい方向に自分が向かっている実感」のほうが大事だと思っているという話です。自分にいまできることはできている、という感覚。たくさんのことに挑戦したという感覚です。アクティブラーニングという言葉が流行しだしたとき、時代の移りが評価の基準に影響したように感じました。立派かどうかというものは時代や流行に左右されるということです。「今が立派ではなく、その先が見えているか」という考え方は誰にも必要な考えだと思っています。

Q.こちらも大野先生のブログから。「その先が見えているか」という感覚は「表現したいモノに出会う」ことでわかってくる、というお話がありました。まだ出会っていないのですが、大学生では遅いですか?

 むしろ早いのではないですか。教師になってどういうものを表現したいというのは(教師になってから)もう少しあとになってからだと思いますよ。自分の感性をもって人生を切りひらいていくためにも、自分の感性がどんなものか知るために自分こういうのあんまり好きではないな、好きだな、ということを抽出していく時期が今ですから、積極的に行動していってほしいです。

Q.これから教師なる身として、どのようにして生徒を尊敬し、関わっていくべきですか?

 凄い人にあったとき、自分とかけ合わせればもっとすごいことができるのではないか、と考えます。すごくないといけない、ものをたくさん知ってないといけない、生徒より上にならなければならないということはありません。生徒と先生の関係は常に対等であるべきです。あらゆる人が、自分のやりたい方向に向かって常にもがいている状況にあり、向かえてさえいればいい、それを自分で肯定できるようになることが、生徒を尊敬し、関わっていくヒントになると思います。

Q.最後に、これからの目標ややりたいことは何ですか?

 私立で働くことになった理由は、「日本の教育全体を変えたい、都立高校を、都立高校のそとから変えたい」です。イメージは黒船です。試行錯誤しながら教育の在り方が変わっていくのではないかと思うんです。

《錦織さんによる編集後記》

 インタビューというよりもインタビュアーの人生相談になってしまったくらい、アットホームで温かい時間でした。貴重なお時間を頂きありがとうございました。

 行動する人に運は味方する、という言葉をいただきました。今回両者万全の状態ではなかったものの、インタビュアーの人生観を大きく変えてくれるようなお話をたくさん聞くことができました。過度な緊張で何度も本番前はくじけそうになりましたが、勇気をだしてよかったと心から思います。オブサーバーとしてインタビューを観覧してくださった方からも温かい言葉をいただき、なんて幸せな時間なんだと思いました。

 今回のインタビューを通して、自分にならできること、自分の強みを改めて子どもたちのために活かしたいと思うようになりました。体力精神力ともにまだ教員になれるほど回復はしていませんが、教員志望ががっちりと固まりました。一時間をゆうに超えるインタビューの中で、ひとりの人間のこころがこれだけ変化したというのは貴重な体験だと思います。行動を起こした自分、この場を提供してくださったUE、素敵な時間を作り上げた皆様に感謝します!

(Unportalism Education 編集部)

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