こんな先生たち、やっぱりいたんだ!申し込みが2000人に迫るオンライン教育イベントを手がける小学教諭3賢人
なんか、不思議な感じだった。3人のポスターを見たときに、なんでかわからないが見たくなった。中身もよくわからないんだけど、内に秘めるパワーって確かに表に出てくるもの。あとで聞いたが申し込みが2000人に迫る勢いだと聞いて、「やっぱりな」と思えたもんだ。
【1800人超え!学校再開直前!6月からの授業のあり方 〜withコロナ時代の対話的な学習とは〜】
2000人ってコンサート会場で言ったら「サントリーホールの大ホールだよ」そんなの今までなら考えられなかったよね。東京だけでなく、日本全国から参加できて、意識の高さがすごいのだろうね。
6月からの授業をどうしたらいいんだろうか?やらないといけないよね!から始まったイベント
イベントを立ち上げた3人は、小学教育でいろいろな形で風を起こしている人たち。小金井市立前原小学校の蓑手 章吾先生。abema primeでも教育論をEXITとも戦わせるドライブ感
練馬区立石神井台小学校の二川 佳祐先生。パラレルな教師として自分の気づきをリアルに「教える」ことに反映させる。
そして、会を運営した調布市立多摩川小学校教員の庄子 寛之先生。オンラインでの授業が開始されるや、場所をと飛び越えて展開している。
3人はみんな個性が違う先生だ。だけど、今その先生たちが集まる意味を感じた。「今、だから」
言葉では表現できない思いは、不思議な広がりを見せて「あっというまに2000人を集めるイベントへと大きくなっていった」
2000人が重要じゃない。一人一人に向き合うように。
イベントの時間は全く足りなかった。参加した人からも再開の希望が届く。
「最終申し込み約2000名のイベントが終わりましたー!あの横浜BLITZが定員1700人らしいから、オンラインの凄まじさたるや。皆さまのご協力に、ただただ感謝!誰かや何かを糾弾したいんじゃなくて、もっと自由に、もっと多様になってほしいんですよね。やっぱり、人は人を求めるし、繋がっているべきなんだなぁと。子供も、大人も。さぁ、ここからが教育の力の見せ所!9回裏、逆転満塁ホームランだ。」と蓑手先生。
【祭が終わった後にこそ】二川先生
「普段21時寝の僕です。大晦日でもしない24時越え何年ぶりかに解禁しました。それくらい興奮する夜でした。このような機会をいただけてありがたい限りでした。1931人のお申し込みがあったと聞き驚きました。僕は、日本を〜とか、教育を〜とか、大きなことは到底言えないなと改めて感じました自分は〜で語っていくしかできませんがこれからも目の前のことに必死に取り組んでいきますできないこと苦手なことはお願いして。愚直に一つずつ。日常を丁寧に。関わってくださった全ての方にありがとうございました。」
「半分は公立の小学校の先生たち。ほんとすてきな時間でした。私もここからです。みなさんに背中を押していただき、まずやってみようと思います。質問何も答えられなかったし、チャットすら見る余裕ありませんでした。個別にまた連絡いただければと思います。コロナ時代だから楽しかったと言えることが、一つでも増えますように。ありがとうございました。」と庄子先生。
なんだろうか?さっぱりしてるっていうのか、すごい疾走感があるっていうのか?イデオロギーとかとかく硬かったり、理屈が先行したり、頭でっかちな先生が多いってイメージなんだけど、3人にはそんなことを感じさせない「人間の柔らかさ」があるように思う。そう、それが「未来の先生」なんだよね。先生も、未来を見て突っ走っていくんだ。だから、みんな集まるんだね。
コロナの時代にあったからこそ実現できたイベントで発見したのは、未来への教育の希望と先生が新時代をちゃんと捉えて向き合おうとしているところ。そうだよ、3賢人は決して適当じゃないんだ。あ、こんな話してもわからない人いっぱいだと思うけどさ、「YMO」っていうコンピュータサウンドの走りの3人グループ。坂本龍一さんは知ってるよね。
「YMO」ってなんか音楽に不真面目なんか最初わからなくて変に時代の波に乗ってしまって、みたいに思われていたときもあるけど、実は違っていたんだよね。ちゃんと、時代と本質を見極めて表現していた。そう、この3賢人もいわば教育界の「YMO」(ちょっと古いか)なんだろうね。だから、時代を感じるしすごい期待してしまう。また、次なるイベントがどうなるのか楽しみです。
(UNPORTALISM Education編集部)