五味土屋密談
五味土屋密談
五味土屋密談 第13話『土屋の後継者はイッテQ古立、五味の後継者はチコちゃん?』
- 『土屋の後継者はイッテQ古立、五味の後継者はチコちゃん?』
土屋)実は五味の弟子っていうか、いいところをあれしたのが小松なんじゃないか?って。
西田)あれっそうですか?
五味)あぁ〜。
土屋)直接別に会ったことある?
五味)無いないない。
土屋)会ったことないんでしょ?
五味)うん。
土屋)まぁ、京都でちょっと劇団やってて、でフジテレビ入って…
五味)「そとばこまち」だっけ?
土屋)そう!そいでまぁ逆に、ね、「ごっつ」とかさ、まぁフジテレビのいくつかのバラエティにどっちかでいうと演出家で入って、グリグリやって、で、そん時に例えばだから歌の大辞典(速報!歌の大辞テン)みたいなね、要はね、編集所に見るんだって。で、ちょっと若い奴が例えば、今やってるヒット曲だとこんなのはやってんだって小松がいうと、いやそうなんですよつって、で古い曲はであれすると、まぁ小松が、これいい歌だろうつって、あぁーこんなのあるんですねって。
まさにその家庭の何かこうことがあるんだって。あ〜こういうことなんだ!とか、なんだっけ、こういうフジテレビが(トントン机を叩きながら)、そうそうへぇへぇ、そうトリビア(トリビアの泉)とか、なんかやった時に、トリビアが結局ネタ切れで終わるんだよね。
で、ネタ切れしない番組として、チコちゃん(チコちゃんに叱られる!)を作っていくところなんかで、彼は彼なりにだから五味イズムみたいなものをさ、研究していくっていうか、ある種こう、なんであの人こんな風にして、それで数字とってるっていうことの中に…
おれねこの前だから、彼のインタビューを聞いてて、あっ実はうちの中に五味を正しく、その継承した人間がいなくて、小松なんじゃないかなと。
五味)へっへへ。笑
西田)意外とそういう他局に飛んでいくっていうのあったりするんじゃないですか?その、遺伝子というのは。
土屋)そうなの。だから、今のチコちゃんなんかは逆にいうと、フジテレビっぽくないんだよ。
五味)うん。
土屋)うーん。あのー、ていうことで言うと、ある種のその、小松という…
西田)小松さんはだから 日本テレビの遺伝子を受け継いでNHKに殴り込みをかけていると?笑
土屋)そうなのかもしれないよね!うん、ある種ほんとに、うん、極端なことを言うと、だから、自分の中にないものとして、五味演出をなんかこう感じて、その要素を入れてるていうか。
西田)まさにそうかもしれないですね。
土屋)かもしれないね。
ゴミ)うーん。まっおれも元についてた雨宮秀彦っていうのは、そのまぁ何人かは付いてたんで、その伊藤家(伊藤家の食卓)とかバラ珍(嗚呼!バラ色の珍生)をヒットさせている時に、そのーおれのコピーは絶対したくなくって、何を変えたかというとターゲットを変えて、五味さんってCT(4〜19歳男女)F2(35〜49歳女性)のダブル視聴なんで自分はMF3(50歳以上の男女)層でいこうと思ったんだって。
土屋)うんうんうん。
五味)3層だったら行けんじゃないって、かみさんとも話してみたいな話を当時聞かされて。笑
土屋)なるほどね。
五味)紳助さんの、あの、バラ珍(嗚呼!バラ色珍生!!)のご対面だったり、えー裏技みたいなことが、彼の中ではその、こう住み替えることにより、ちゃんと自分でできたっていうことは、よく、たまに言ってることはあるから、だからやっぱり、なんだろ、付いてる人のまんまは継承したくないんじゃない?
土屋)は、とにかく、とにかく少なくともそれをやって上手くいったやつはあんまりいない…
五味)いないよね。
土屋)いなくて、それをまぁある種咀嚼して自分のスタイルの中に、まぁいくつかのこう埋め込みというか、みたいなものを上手くしたやつが、まっ違うスタイルで、出てくるってことかもしれないよね!
五味)うん。
土屋)まぁ雨ちゃんは雨ちゃんで…
五味)そうだね。だから、イッテQの中では古立が使ってるツッコミの体言止めってのは、絶対師匠の影響あるなっていう。
得意じゃん昔から?体言止めで突っ込むの。
土屋)うんうん。
五味)まぁ一軒家、「ポツンと一軒家」からまぁ、とにかくいま上がりかけているのがけっこうあるのがね。あっ見ないン…見てないんだっけ?
土屋)ポツンと一軒家この前見た!
五味)はじめて?
土屋)うん。あのー数字をこれだけね、一応、ま、世帯(視聴率)だけど、きて19%をね、続けざまにとって一応、「あれやってる作家」が、電波の作家だから。
五味)そうなんだ!?
土屋)うん。
五味)えっ「あいのり」とかは?そうじゃない?
土屋)「あいのり」は違う。あいのりは海老(海老克哉)だから。
五味)あっそう!海老ちゃんか!
土屋)海老はそのままチコちゃんやってるんだよね。小松、海老で。
五味)あっそうなんだ。へぇぇ〜。
土屋)ちょっとポツンと一軒家…だからポツンと一軒家はやっぱりね、笑いがほとんど無いもんね。笑わせようって意図がないから。
五味)あぁー。そうだね。
土屋)うん。笑いに関しての執着心の無さはチョット観てビックリしたなぁ!
~ポツンと一軒家の五味分析~
五味)最初に観たときに、抜群のセンスをしていて、要するにこうなんだろ、視聴者に寄り添う?「月曜からの夜ふかし」でインタビュアーが、おちょくってるのと真逆にいて、めちゃウェルカムで、でる人たちを凄く上げて、丁寧に扱って、あの番組でたいな!みたいな、3層(50歳以上)にとってめちゃ居心地がいい番組だなってことがあったり、あとはその、ポツンと一軒家っていうとこに住んでることだけで、いくつもの興味を惹かれるポイントがあって。
あれを観てるとね、世の中飽和状態で、地上波もうやることがないですよって言ってたの違うよ!
土屋)そう!そうだよね。
五味)ていうと、全然違うパクリの勝手にピンポンしました旅番組が出て、そうじゃねぇだろうっていう。
だから、思うのは凄く、そのヒットしてる番組の解析力、分析力みたいなものが、大衆に寄り添ってできるが、作家もディレクターも含めて…
土屋)またほらここで、大衆に寄り添ってがでちゃうでしょ?笑
でまた誤解するわけ、テレビマンが続出し始める。大衆と寄り添わなきゃつって。笑
五味)いやいやそれはだって!笑
西田)どう聞くかですからそれは!笑
あとはそれを。いうのは間違ってないじゃないですか 笑 その通りだし。
土屋)うん、そうだね。
大衆に寄り添って、次回狂気的最終回