五味土屋密談
五味土屋密談
五味土屋密談 第12話『行けるところまで生きたい五味、遊んでいたい土屋』
- 『行けることまで行きたい五味・遊んでいたい土屋』
~2人のしちょうりつを獲る意識は?~
土屋)OA見ながら、ここうわぁこここうすればよかったなぁあそこまで、っていうのは凄く思うよね。だから、来週もっと頑張ろうって思ったりはするんだけど。
西田)毎分とかはほとんど見てはらへんのですか、土屋さんは?
土屋)大っきくコーナーが…
五味)あんまり見ないタイプだよね。笑
土屋)それはだから、おれはね、最初の頃は、その、視聴率は終わらない視聴率を取り続けるのが、終わらない視聴率をずっと通り続けるのが、だから14%くらい。
五味)おれもう、アクセルばぁーって全開にしちゃうから、あの〜ウッチャンに20%超えた時に、もうちょっとたいんでってつったら、「もういいじゃないですか!」ってウッチャンにマジで言われた時があったんだけど。
五味)行くとこまで行っちゃわないとヤダっていう、でも飽きるのは早いっていう。だから、たぶん真逆だと思う。
土屋)あれはあのう、やっぱテレビっていう番組をやりながら、遊んでるって意識がちょっとあったから、だからずっと遊んでいたいから終わらない数字を取ろうって思ってたんだけど、そりゃやっぱり、やれ猿岩石だなんだってあれしていくと、数字が上がって行っちゃうんだよね。
あっこんなもんがテレビになるんだっていう意味でいうと、猿岩石のヒッチハイクなんてまぁ、それまで全く知名度ゼロな人間がさぁ、成功するかわからない旅をしているわけじゃない?
そんなの誰も見たことないから、おれはなんかこう、好きだからやろうよつってやってたら、そうなったから。
土屋)だからたぶん、デティール?自分なりのデティール?さっきのだから箒、まぁ名古屋コーチンから行くんだけど、まぁ最終的には地面までとって。だから、地面を取ることが大事なんじゃなくてたぶん、リズムなんだと思う。
人はたぶんテレビを見ながら、その向こう側の五味というえんしゅつかを感じるんじゃないかと思う。
それはだからなんていうか結局、あのうなんていうかこう執着心だと思うんだよね。
五味)うんうん。
西田)はいはい。徹底的な?
土屋)自分のことをやるからそこのリズムというか、スタイルみたいなのが綺麗に見えて、あ、こういうテレビって好きって言われる、なんかこう形が見えるっていうかな。
土屋)うーんだから、例えばなぁおれがやっぱりテリー伊藤と萩本欽一という全然バラエティの中でもね、タイプの違う2人が師匠でいて、でおれはこの2人から学んだっていうかまぁ修行したと思って、でこの2人のまぁ流れを自分の中で組み立てた気がして、でまぁね、たまたまイッテQやってる古立善之がおれんとこに流れてきて、でおれはね、最後にたぶんね、古立にこう言ったんだよね。
おれ、このままじゃなくて、最後一回五味んとこ行ってで、五味の演出スタイルをとにかく学んで、でそんなかでいいものを組み合わしたら、例えばお前のスタイルになるだろうって。
西田)2つっていう?対照的な。
土屋)うん。っていういのは、おれがそうだったからっていう気はするんだけど。
五味)あぁ確かに、古立最初の1年いたもんなエンタ(エンタの神様)になぁ。
土屋)おれはなんかほら、どっちかっていうとロジカルじゃないから?
ごみ)と、思うでしょ?ロジカルよ!充分ロジカルだと思うよ!笑
土屋)こういうパパ、バァーつったら飛ぶんだよ!みたいな感じで 笑
五味)いやいや、充分充分、ロジカルだと思うよ。論理破綻してる人いっぱいいるもん。業界に。たまに違うクリエイターと話すと、この人全然わかってないじゃんていう人が…
土屋)あと、最近思ったのはね、あのーチコちゃん(チコちゃんに叱られる!)やってる小松(小松純也)ね、フジテレビ辞めた。とまぁね対談もやってるし、あれしてるんだけど、えーとねやっぱりまぁ、五味がテレビ界のパンドラを開けたつっておれと小松くんであのキャンペーンを張ってるんだけど。笑
でもね、おれね、実は五味の弟子っていうか、いいところをあれしたのが小松なんじゃないかって。
西田)あれっそうですか〜!
五味)あぁ〜…
五味の遺伝子は元CX小松に?