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五味土屋密談
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五味土屋密談 第14話『これからの挑戦』

『これからの挑戦』

五味)大衆に寄り添ってできる人が、作家もディレクターも含め…

土屋)またほらここででた、大衆に寄り添ってがでちゃうでしょ?
またここで誤解するわけ、テレビマンが続出し始める。大衆と寄り添わなきゃつって笑

五味)いやいやそれはだって!笑

西田)どう聞くかですからそれは!笑
あとはそれを。いうのは間違ってないじゃないですか 笑 その通りだし。

土屋)うん、そうだね。

五味)うん。まぁまぁそうだよね。なかなか難しいところではあるけどそこは。

土屋)でも、あれ、大衆寄り添いを言い過ぎたから、今のテレビ全体が、大衆寄り添い、今みたいなことを…

五味)全然寄り添ってないね!

土屋)いや、だからその、偉い人達が、例えばだから、ユーザーファーストってさ、だってフジテレビなんて今そうじゃない?要するにフジテレビは今まで間違ってましたと、あたしたちは視聴者と寄り添っていけなければいけませんみたいなこと…

五味)それは文言としてだから、発信してるものは寄り添ってないよ。全然 笑

土屋)そうそうそう 笑

五味)文言はそうだけど 笑

土屋)五味の言う「寄り添ってる」は数字?

~五味の言う寄り添うとは~

五味)数字、まぁまぁ数字の累積だったりもするんだけども、その、まぁいろんなデータがあるわけじゃない?世の中に、人々の。

データっていうのは例えば、おにぎりで1番売れているのはツナマヨである、えーと今、十数年間1番売れている車はエコカー、ハイブリットカーで凄く省エネに対してみんな機を使っているなとか、全体像こうであるっていうことが、見えているっていうデータをインプットすることにより、浮き彫りになってくる。サイレントマジョリティ(沈黙する大衆)がね。

主観でおれが面白いなとか、つまんないなって思うんじゃなくて、多くの人々がどんなものを買い方してるんだってことを、常にこうアップデートしていくってことが寄り添うっていうことで。

だけどかといって、彼らの求めていることも、すでにあるものをまんま出したら二番煎じ、パクリになっちゃうから、潜在的に持っているものを具現化することが寄り添うっていうかな。

土屋)うんうん。潜在的ニーズというか?ってことだよね。

五味)そうそうそう。

五味)いやおれなんか、個人的にっていうか、ほんとにね、国民のために思うのは、土屋敏男が今こそね登板して、ドキュメントバラエティを作るいうことが、実はありそうでないわけよ今…

土屋)エンタの神様はいつまでやるの?

五味)それは別におれのじゃなくて、編成の決めることだから、別に自分がやりたいつってやってるわけじゃないんで。

土屋)エンタの神様を誰かに譲るつもりはないの?譲れないものなの?

五味)まぁだからこれが…

土屋)普通こうほら番組ってこう長く続くと代替わりしたりなんかするじゃない?
そういう話とかはないの?それはやっぱり五味じゃないとできないとってことになる
の?

五味)まぁ芸人さんがまず言うことを聞かないと思う。あのここをこうこういう風にしようよって提案したとしても、それはなかなか…。

土屋)なるほどね。

五味)普通のいっかいのディレクターが言ったとしても、いやいやそれはみたいな形になるんで…。

土屋)一応、一代ものとして…

五味)まぁまぁまぁ。

土屋)年何本かはずっとやるんだ。

五味)ただまぁそれはそれでもう他にもあるし、ネタもんなんていうのは。ドキュメはないから、絶対やって欲しいんだよね!

土屋)おれはほら、舞台の演出とかやってるから。

五味)あぁNO BORDER…

土屋)NO BORDER。

西田)大阪で。

五味)大阪でね。世界に7月からね。

土屋)はい、世界に向けて。もうそっちのしていこうかなって。

五味)それもいいけどやっぱり、物足りないんだよね。だって、ないじゃんドキュメントバラエティ。ある?

土屋)知りませんよ。笑

五味)******!をやってはダメになって 笑笑

土屋)そんなね、フジテレビをピリピリさせること言わないの!笑

五味)ふははは笑笑

土屋)五味一男のなんだろ、視聴率の秘密?

五味)おお掴みで。

土屋)でもやっぱりその、なんていうかこう数字救済人じゃないけどさ、日本テレビでね。

五味)まぁまぁその、救済人…いい言い方をするとそうなんだけど、たまにコイツ****だからさっていう言い方を、表現なされることも。笑

土屋)だから、おれの中ですっごくね、その、街の中心街の人達と、電波少年みたいなその街外れ孤児院組っていうか、その意識はすごいあったね。

五味)あっでも、キネ旬で1位になるほうが羨ましいじゃないですか。ロードショーとかスクリーンで、1位になるよりも。笑

土屋)なるよりは 笑

土屋)まだ、でも本当のこと言うと、じゃあ94年にまずうちがひっくり返したじゃない?それこそ、五味がやり、吉川がやり、雨ちゃんがやり、まぁおれもやり、まぁ菅もやり。じゃあなんでこれが、同時発生したのか?

で、フジテレビが、それこそ俺たちが業界に入ってく中、80年81年の時に、じゃあの時に、王東順が行き横澤彪、みたいな人たちは何故同時発生するのか?

五味)そうだ!それ面白いね。

土屋)うん。

五味)そもそも、ビートーズからそう思わない?同じ街で。

土屋)あっそうそう。

五味)だって、ダウンタウンも同じ小学校だよ。

西田)そうです。

土屋)あぁ、尼崎のね。

五味)だからね、そういう話はね、結構…なんでそこに集まるんだろう?的な話が盛り上がるよね。

土屋)うん。

五味)えっ1人の力じゃどうしようもないんで…

土屋)そう、だってたぶんそれが相互作用の中でコレもあり、アレもありなのか、まぁフジテレビなんて明らかにその、競い合うわけじゃない?

五味)うんうん。

土屋)石田弘さんとか横澤彪さんは、あの班はもうタレントも2分してくみたいなさ。そういう形でこうやって行ったりだったり。まぁ黄金期が作られるみたいなことって、じゃぁ一体なんなのか、みたいなね。

で、それがやっぱりテレビの時代を作ってきたわけで、じゃぁ今は一体なんなのかとかさ。そういうのも面白いんだけどね。

西田)そこまでいま塊ないですもんね、今はね。

土屋)まぁ、今日はこのぐらいにしましょう!

五味)このぐらいで!

西田)はい!今日はそうですね!

そして2人は今日も作り続けている。