藤村祐子(東京学芸大学　先端教育人材育成推進機構准教授)

1975年滋賀県東近江市生まれ。京都府立大学大学院農学研究科修士課程修了。滋賀県立高校にてバスケットボール部顧問として部活指導を中心とした10年間の教員生活後、滋賀県総合教育センターへ赴任し、研修指導主事として従事。その間に学んだ教育コーチング、ファシリテーションのスキルを現場に復帰後、学級経営として実践。アクティブラーニング型の授業・LHRを展開 しつつ、 若手教員の人材育成の視点から授業・LHRを随時公開。理科（化学）教員としてはSSH事業に携わり、探究的な学習活動を重視した授業になるよう工夫を重ねている。又IB Chemistryの資格を取得し、次年度よりIB授業を担当。４年ぶりに戻った高校現場で、アクティブラーニング型の授業やLHRを実践すると共に、若手教員を中心に授業等を公開。今年度は３年の担任として、進学校ではあるが、「大学入試よりも大切なことがある」と、学校設定の行事やLHRの中で、「そもそも何のためか」を生徒とともに確認し共有しながら、高校卒業後(2030年)を見据え、生徒それぞれのリーダーシップ、Well-beingを考えるLHR、人権教育・防災教育LHRを実践している。現職2年目(教員歴20年)。